oieioiのブログ

聞いた音楽と読んだ本のメモ

2020年によく聞いた曲

「よく聞いた曲」というタイトルにしたけど、感染症の拡大で勤め先がリモート勤務になり、電車に乗ることがほとんどなくなったので音楽を聞く時間もほとんどなくなった。ほとんど聞かなくなったとはいっても、Spotifyと連携してるlast.fmの記録はあったので、ブログに残しておこうと思った。自分用に作ったSpotifyのプレイリストを何回か聞いていたので、そこに入っていた曲を多く聞いていたらしい。

  1. Syreeta - I Love Every Little Thing About You
  2. Prince - I Feel for You
  3. Cory Henry - Happy Days
    • www.youtube.com
    • イントロの「1、2、3」というカウントの声がモヤモヤした音になっているのが好きでよく聞くようになった。
  4. Al Green - Let's Stay Together
  5. 奇妙礼太郎 - エロい関係
    • www.youtube.com
    • イントロがいろんな楽器で始まって楽しくて、あと歌がうまいな〜と思ってよく聞いた。
    • アーティストの名前とタイトルでなんか敬遠してたけどよかった。
    • 中島らもの「いいんだぜ」をカバーしていた。
    • www.youtube.com
  6. Cero - Orphans
  7. William Devaughn - Be Thankful for What You Got (Pt. 1 & Pt. 2)
    • www.youtube.com
    • サビの「サンルーフトップ〜」を色々なとこで聞くなあと思っていて、元ネタはどんなのだろう?と思って聞くようになった。
    • よく聞くなあと思っていたのは Massive Attack がカバーしてたからだ。
    • www.youtube.com
  8. Enjoy Music Club - EMCのラップ道
    • www.youtube.com
    • イントロがかっこいいなというのと、コタツでリリックを書いてるのか、というのがよくて聞くようになった。
    • タツで音楽のことをやるのがYMOみたいだな、と思った。
  9. Lazy Nina - Greg Phillinganes
    • www.youtube.com
    • ジャケがかっこいいのと「ワッチャソールトレイン」といっているのが「ソールトレイン」ってよく聞くけどなんだろう?と思ってよく聞いた。
    • ドナルドフェイガンが書いた曲らしい。
  10. Kirinji - 非ゼロ和ゲーム
    • www.youtube.com
    • 歌詞の「非ゼロ和ゲーム、ググれよ」っていうのがラップで「チェキラ」っていうのの現代版な感じがして気に入った。
  11. VIDEOTAPEMUSIC - Summer We Know (feat. mmm)
  12. Thundercat - A Fan's Mail (Tron Song Suite II)

自転車のタイヤとリアシフトインナーケーブルを交換した

  • 前に交換した時から4000kmくらい走ったし、色の入ったタイヤをつけてみたくなったので交換した。
  • 点検してたらリアシフトインナーケーブルが切れかけていたのでそれも交換した。
  • ケーブル半年くらい前に張り替えたのに寿命短すぎる気がしたので、なにか取り付け方が間違ってるんだろうか?

阿部謹也『中世を旅する人びと』を読んだ

中世ドイツの民衆の暮らしを知ることができる。

私は高校生の頃から歴史の勉強をまともにしたことがなく、「ある人物AがBをした」という記述があったときにそれが何を示しているのかよくわからない。歴史について何も知らないのはよくないなと思っているのだが、小学館版学習まんが少年少女日本の歴史を読もうとしても「AがBをした」ことだけがわかり、それがなんなのかよくわからない。これは私が卑近な生活に即してしか物事を捉えられないからなのかな?と思った。

この本は民衆の話なので、「AがBをした」結果、人びとの暮らしがどう変わったかわかるので面白かった。

小中千昭『恐怖の作法』を読んだ

恐怖の作法: ホラー映画の技術

恐怖の作法: ホラー映画の技術

脚本家の著者が、ホラーを書く際に大事なこと、ネット怪談の分析、実際にどう作ってきたかを教えてくれる。

『リング』の呪いのビデオに出てくる指差し男が不気味で大好きだったんだけど何度も言及されてた。私は映画のことを全然知らないんだけど、一瞬のシーンは偶然みたいな感じでなんとなく入ってるものなのかな〜と思っていたので、一瞬のシーンこそ気合を入れて作ってることがあるんだなと思って勉強になった。

「自己責任系」とか「ヒサルキ」とかオカ板の名作についていろいろ書かれてるので昔オカ板が好きだった人にもおすすめ。

渡邊博史『生ける屍の結末』を読んだ

生ける屍の結末――「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相

生ける屍の結末――「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相

黒子のバスケ脅迫事件の犯人の書いた本。

第1章は、事件を起こした時の状況、行動、犯行資金をどうやって稼いだか、日々の暮らしなどが細かく書かれている。私は買い物の金額や場所の移動などの具体的な記述を読むのが好きなので読んでいて面白かった。資金を数百万円最初から用意できていたら完全にやり遂げることができたとあり、犯罪を起こすのにもお金が大事なんだなと思った。

第2章は3つに分かれている。裁判が始まった当初の冒頭意見陳述と、質疑応答形式の著者の生い立ち、判決が下りたあとの最終意見陳述だ。

冒頭意見陳述は、著者がこの事件を起こした理由は格差によるものだというもの。5ch(2ch)でよく語られる嫌儲の思想みたいなやつ。

最終意見陳述では、ある本の差し入れをきっかけに自身の生きづらさは被虐うつと呼ばれる特殊なうつを原因にしたものであることに気づき、著者が抱える生きづらさを3つの軸に分けて分析し、それにより事件を起こしたという。

3つの軸とは「社会的存在と生ける屍」、「努力教信者と埒外の民」、「キズナマンと浮遊霊」のこと。社会的存在とは、社会(人と人の関係性)の中で自己を確立してる者のことで、子供の頃に養育者に適切なしつけを通して安心をあたえられ者のこと。対して生ける屍とは、社会の中で自己を確立できず、居場所や社会にあるという実感を持てない者のこと。社会的存在は社会のルールを内在化しておりルールを守った際のメリットを知っているが、生ける屍は内在化しておらずしたがってルールを守った際のメリットも知らないので、メリットを教授するためではなく、怒られないために行動するようになる。努力教信者とは、 努力したら報われる、もしくは努力しなかったから報われないという価値観を持つもので、埒外の民とは、不可抗力的に努力ができなかったり、努力することで報われるという実感がない者。キズナマンとは、社会と自身の関係をいくつも見出している者で、それがないものが浮遊霊。著者は特殊なしつけといじめによって被虐うつに似た状態になり、生ける屍になり、埒外の民になり、それにより社会的な関係がないために浮遊霊であったという。

冒頭意見陳述から最終意見陳述への変化が熱かった。きっかけになった本、高橋和巳『消えたい』を読んでみたいと思った。

読んだきっかけはネット上に上がっていた冒頭意見陳述最終意見陳述を読んで面白かったので。