富野由悠季 『富野に訊け!!』を読んだ

機動戦士ガンダム』監督の富野由悠季の悩み相談。私はガンダムは見たことないが、富野監督のキャラクターはネットで面白おかしく紹介されているのをよく見る。この本はそのイメージ通りの富野監督だった。

仕事に関しての回答、特にワナビーな質問者への回答が、ブラック企業的な態度だなと思う。回答自体はもう遅い諦めろという納得できるものだが、それに続く説教がやりがい搾取的というか「甘い」とか「本当にやりたいこと」ってキーワードが出てくるのが。コミュニケーションや恋愛についての回答は、「立派な大人」としての一般論を述べたあとに、じゃあ具体的にどんな生活を送るか・自分はどうしてきたかという回答が示されていて好感をもった。生活を続けるということ、すなわち食っていくにはどうしたらいいかということをたびたび強調していた。引きこもりを「多様性を守るために認めるべき」と言っていたのは驚いたし共感した。