まどかマギカ見た

たまたま一週間会社を休んでて、『魔法少女まどか☆マギカ』の総集編映画が深夜にテレビで放映してたの見た。その後TV版と新編映画を見た。日常生活に支障をきたすくらいよかった。

すごいハマったアニメとか漫画とか小説とか演劇とか評論とかの創作物を見た後って、それしか考えられないような、そのことを考えると心が痛むみたいな変な状態になる。この状態って、受験に落ちたとか人と喧嘩して傷ついたり傷つけられたりしたみたいなトラウマと同じ状態だと思う。

視聴後の感じ、『寄生獣』『ぼくらの』『デビルマン』『バトル・ロワイアル』読んだ時に似てた。

以下、ストーリーについてだけの感想の覚え書きだけどネタバレ含んでる。

総集編映画 & TV版

  • 全員ひどい目にあってすごいかわいそうでつらいのにちゃんと立ち向かっていて偉かった。
  • 最終的に宇宙を作り変えるとかデカイ話になるのにきれいに物語が畳まった印象なのは、あくまでキュウべえと契約した魔法少女がどうなるかっていうところにまとめてるからだと思った。まどかの願いが「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい、魔法少女が絶望するのを救いたい」っていうのが、善悪とかじゃなくて、自分を含む魔法少女の問題に帰結するのが、まとまっていると思った。
  • 円環の理後も、キュウべえと契約した段階で人間として死ぬことができないのは変わらないのが効いてた。さやかはまどかに救われたけど、魔獣と戦って死んでるし、死体も残らない。奇跡の代償は払わないとならないし、魔法少女になった時点で近い将来の死が確定しているのは変わっていない。
  • 3週目のほむら(マミさんが杏子を殺した世界)が一番幸せそうだった。ほむらとまどかが同じ立場で一番長く一緒にいられたから。その3週目のまどかとの約束でほむらは縛られ続けるわけだけど。ほむらは「二人で魔女になって世界をめちゃくちゃに破壊するのもいいかも」って言って、でもまどかはそれをよしとしなくてほむらのソウルジェムを浄化して「魔女になりたくない、最悪の結末を変えてほしい」という。3週目は叛逆の物語にも尾を引いている。 ここだけじゃなくて、世界改変の時にまどかがほむらにリボン渡すのも同様にほむらにとっての呪いだと思う。
  • ほむらはワルプルギスの夜を倒してどうするつもりだったんだろう?一ヶ月の時間が去った段階でほむらは時間遡行を使えるようになるが、時間停止の魔法は使えなくなって、まどかを守るほむらっていう最初の願いは結局敗れることになる。ほむらはほんと詰んでた。最初の願いが「まどかを生き返らせる」じゃなくて「まどかとの出会いをやり直す」っていうのは、なぜだろう?
  • さやかの心情の変化はとてもリアルに感じられた。自分がゾンビになったから好きな人に思いを伝えられない、みたいな潔癖(っていうといいすぎだけど)な感情は、思春期っぽくてつらかった。まどかにひどいこと言ったり後悔したり、自暴自棄になったりするの、思春期の頃に経験があることだと思った。
  • 最初見た時の疑問で、世界改変後にほむらはなんでまたループしたの?ってのがあったけど、これはほむらの魔法でループしたんじゃないみたい。改変後の世界ではほむらは時間関係の魔法を使えなくなってた。改変の影響で過去にもどされてた。
  • 物語と設定を過不足なくきっちり作品内で提示してるのがとても良かった。

叛逆の物語

  • 前半は「TV版放映開始時の視聴者が期待した魔法少女モノ」だった。
  • 後半はえ?え?って感じだった。ほむらやりたい放題だったけど、なんかもう完全にかわいそうな感じだった。テレビ版がめちゃくちゃきれいにまとまってたので、蛇足じゃん?と思ったけど、ネットで色々感想とか見て、見逃してたところとかあったのでもう一回見に行きたい。 些細な会話でまどかは元に戻ろうとしてたし、あの世界長く続かないだろくて、続編あるとしても見るの気持ち的につらいなーって思った。
  • 見逃したところ
    • 変身シーンが各魔法少女を象徴するようなダンスになっている
    • ほむらとまどかの会話のすれ違い(全然噛み合ってない)
    • ほむらが魔女になった後の展開が思い出せない
    • スタッフロールのダンス、歌詞

今週の金曜日ニコニコで総集編映画配信するらしいので見たいけどみれるかな?