読書メモ : カート・ヴォネガット・ジュニア『猫のゆりかご』(伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫)

おかあさま

ニュートぼうや

「おかしな旅の誘いは、神の授けるダンスレッスンである」

96p
"<デュプラス>窓の外の美しい景色とか、読んでいるもののなかで見つけたおもしろい記事やためになる記事、過ぎ去った昔のとりとめもない思い出、そういった些細な贈り物を交換しては、いつ果てるともなく互いを喜ばしあっているのである。"

シモン・ボリバル

武器を与えられる

詩編の第二十三編

カリプソ

コーネル大学

179p
"「どういうわけで追放されたんですか?」
「自分で考えついたのさ。自分とその宗教を追放してくれとマッケーブに頼んだんだ。人びとの宗教生活にもっとはりが出るように。そうだ、そのことをうたった短い詩を書いてるよ」"


186p
ブギウギピアノのミード・ラクス・ルイス
ジミー・ヤンシー

187p
"こんな女からこんな音楽が出るとは、精神分裂病か悪魔のしわざとしか考えられない。"

214p
"自分の貞操のなさを誇りにしているのだ。"

240p
"「サン・ロレンゾ人が興味を持っているものは三つしかないよ」と父親が答えた。「漁業と姦通とボコノン教だ」
「進歩には興味なさそうだと言うんですか?」
「連中にだって目はある。彼らが喜ぶ進歩が一つあるよ」
「何ですか?」
「エレキ・ギターさ」"

241
スルファチアゾール

249
びちびちうんこ

259
エドガー・リー・マスターズ『スプーンリヴァーアンソロジー』

267
シアーズ・ローバックの商品カタログ

286p
"タスマニアの原住民の話を思い出した。一年中はだかで暮らしている民族で、十七世紀、白人が初めて出会ったとき、彼らは農耕も、牧畜も、住居を作るすべさえも知らなかった。もしかしたら、火さえ知らなかったかもしれない。白人の目には、あまりにも無知な彼らは人間と映らず、イギリスから囚人として送られてきた初期の植民者たちは、気晴らしに彼らを狩った。そのため原住民は生きる興味を失い、子供を生まなくなってしまった。"

289p
"アンジェラの死にかたも、また立派だと思った。ボリバルの廃墟でクラリネットを見つけると、吹き口がアイス・ナインに汚染されているのもかまわず、すぐに吹こうとして死んだのだ。"