富野由悠季 『富野に訊け!!』を読んだ

機動戦士ガンダム』監督の富野由悠季の悩み相談。私はガンダムは見たことないが、富野監督のキャラクターはネットで面白おかしく紹介されているのをよく見る。この本はそのイメージ通りの富野監督だった。

仕事に関しての回答、特にワナビーな質問者への回答が、ブラック企業的な態度だなと思う。回答自体はもう遅い諦めろという納得できるものだが、それに続く説教がやりがい搾取的というか「甘い」とか「本当にやりたいこと」ってキーワードが出てくるのが。コミュニケーションや恋愛についての回答は、「立派な大人」としての一般論を述べたあとに、じゃあ具体的にどんな生活を送るか・自分はどうしてきたかという回答が示されていて好感をもった。生活を続けるということ、すなわち食っていくにはどうしたらいいかということをたびたび強調していた。引きこもりを「多様性を守るために認めるべき」と言っていたのは驚いたし共感した。

マコーミック『世界でもっとも強力な9つのアルゴリズム』を読んだ

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム

インターネットで日常的に使われている技術のもとになったアルゴリズムを教えてくれる。核となる発想の部分を一つ一つの手続きに噛み砕いて説明してくれるので、数学の素養がなくてもわかる。簡単な操作を積み重ねるうちに不可能だと思われることをできるようになっているのはびっくりする。

Wikipedia の該当記事を読んで理解できる人には不要な本だと思う。

草下シンヤ『実録ドラッグ・リポート』を読んだ

実録 ドラッグ・リポート

実録 ドラッグ・リポート

著者が実際に体験したドラッグについての話がいろいろ読める。中島らも『バンドオブザナイト』や、バロウズ『ジャンキー』、小池桂一ウルトラヘヴン』とか、映画の『トレインスポッティング』のだらしない暮らしの描写が好きだったので、面白く読めた。90年代ってこんな感じだったのかー。

この本を知ったきっかけは高校生の時の保健体育の違法薬物ダメ絶対の授業だった。参考資料として配られたプリントにこの本の引用があり、それが面白かったので、提出物に「この引用面白かったです、なんて本ですか?」って書いたら教えてくれたんだった。もう10年以上前の話だけど、サブカル本とか好きな人だったのかな。バリバリの体育会系って感じの先生だった。

ハラリ『サピエンス全史 上』を読んだ

ヒト(ホモサピエンス)の生物学的な特徴と、生物学的でない特徴をいろいろ教えてくれる。

もともとヒトは死体の骨髄をすするのを得意にする動物だったけど、後天的に獲得したいくつかの技術のおかげで、生活を大きく変えた。いくつかの技術とは、現実世界に存在しない抽象的な目的や文脈(神さまとか)を共有する方法や、数を記述する方法、食料を生産する方法などだ。これらの技術によりヒトは大きな集団としてまとまって行動することができるようになり、他の大型哺乳類を圧倒的するようになり、生活を大きく変えていった。

思春期のころ、「本当の〇〇」「本当に〇〇」とはなんだろう、ということをよく考えていた。例えば「本当に音楽が好きとはどういうことか?」とか、「本当の意味で良い生活とは何か?」などを考えていた。そうすると結局は生物としての喜びしかないんじゃないか?というところにたどり着いて、生物としての「自然」と「不自然」の境目はどこなんだろうということが不思議になり、全てのやる気が失われている時期があった。この本は、その境目はどこかを明らかにしてくれる。ヒトがこんなアホみたいに複雑な思考や行動や生活をおくるようになった理由をひとつひとつ、骨髄をすすっていた時代から農業を営むようになり、専門的な仕事に従事するようになるまでを段階を追って教えてくれる。

本全体としても面白いが、豆知識としても面白い話がいっぱい出てくる。私が特に面白いと思った話題は以下。

  • 人類最大の発明の一つは有限責任
  • 生物学的に可能なことは自然である
  • 書記法は数を管理するために生み出された
  • 自然な親密な関係による組織の規模は150人が限界
  • 農耕は、人口を劇的に増やしたが、個々の幸福度を下げた

特に生物学的に可能なことは全て自然である、という言に感動した。非常に暴力的な言葉だが、確かにと思った。

上原善広『被差別の食卓』を読んだ

被差別の食卓(新潮新書)

被差別の食卓(新潮新書)

世界のさまざまな地域で差別を受けてきた人々の独自の料理を実際に現地に行って食べてきたレポート。アメリカ、ブラジル、ブルガリアイラク、ネパール、日本の事例を紹介している。

東京であぶらかすのうどんを食べられるレストランってあるのかな?ぜひ食べてみたいと思った。

Windows10にして起動しなくなったネットブックをWindows7に戻した

Windows10にした古いネットブックがつかえなくなった。具体的な症状は、

  1. 電源入れるデスクトップが表示される
  2. しばらくすると"memory_management"エラー
  3. 再起動

を繰り返す。セーフモードで起動しようとするもF8押して起動してもセーフモードにならず。Windows10は一旦起動してからセーフモードを選択しないとセーフモードに出来ないらしい

デスクトップが表示されたタイミングで Alt+Ctrl+Delete ボタンを押すと再起動の選択画面が表示されたので、上記のリンクに従ってセーフモードで起動。デスクトップが表示されるがロードを繰り返して画面が点滅する状態になった。

やはり操作できないので電源ボタン長押しで電源を落とし、デスクトップが表示されたタイミングでAlt+Ctrl+Delete。今度は"以前のビルドに戻す"を選択。数時間ほど"再起動しています…"画面。ググってみると同様の症状の方がいたので、電源ボタン長押しで電源を切り、再度起動。10分ほど待つとWindows7に戻って正常にログインできた。

Ruby の and を使った代入する時

CoffeeScript の気持ちで書いていたのではまりまくった。

ここに全部書いてある。 演算子式 (Ruby 2.1.0)

min, max, value = [1, 10, 100]
ok = min <= value and value <= max
puts ok # => true

= の優先度は and より高いので上の例だと ok == true になる。

ok = (min <= value and value <= max)
puts ok # => false

and&& は同じではない。優先順位は and < = < &&になる。

ok = min <= value && value <= max
puts ok # => false